ロードバイクとダイエットと借金と

今人生の分岐点に居るかもしれない…そんな私の日常を綴りたいと思います

その後は順調に

更新がかなり遅れましてすいません。

最近ボルダリングを始めたり、仕事が忙しかったりでなかなか記事を書く事が出来ませんでした。


話は進みますが、ひたすら自転車操業を繰り返していた日々にも慣れ、今年の一月、気付けばカードの支払いのお金がどうにもならなくなりました。リボ払いで毎月10日に3万円少し引き落とされていましたが、口座にはお金が無く、いつも借りていた友人にも相談しましたが、どうにもなりませんでした。


そんな時、銀行系ローンという存在を知りました。消費者金融と違い、与信にもあまり影響もなさそうだし、もうこれに頼るしか無いと早速申し込みました。


30万、50万、100万と枠を設定出来ましたが、その時は、ひとまず数万円のみ利用して、給料が入ったらすぐに返済し、解約すればいいかと思い30万円で契約をしました。


よくネットなんかで、多重債務者がカードを持つと、自分の貯金と錯覚して、上限一杯まで使ってしまい、さらなる借金を抱えてしまう。なんて書いてますが、自分はそうはならないぞっと気合いを入れていました。が、1ヶ月後上限一杯まで使い、見事に借金が30万上乗せされた自分が居ました。


ここまで来ると少しずつ焦ってきました。5月に車のローンが終わるのに現在車以外の借金が50万ある…どこかで大勝ちしなければと。華麗なるパチンカスですね。


そしてずるずると過ごしていたある日、友人Bより連絡がありました。自転車を始めないかと…。


次回友人B編に続きます。

まだまだ大丈夫

車を買ってから丸一年が経とうとした頃、ついにAが働き始めました。最初はすぐ辞めるかなと周りも思っていましたが、それから二年経った今でも彼は真面目に働いています。


彼の休みは日曜日のみ、そして夜勤という事もあり会う機会は減って行きました。そして最終的には日曜日朝から一緒にパチンコ屋に並び、夜まで打って帰るだけの関係になりました。


ただ変わったのはAは自分のお金で打つようになった事、そしてそれまでの恩返しとでもいうように、飯代から煙草代まで全て奢ってくれるようになりました。


その頃には僕も週の半分以上をパチンコ屋で過ごし、何が楽しいのか分からないまま負け続けていました。情けない事にAからもお金を借り、僕が借金ばかりしているという噂が色々なところで広まり、高校卒業以来会う友人にも会った瞬間に、お金大丈夫?と心配されました。それが億劫で、高校の友達と会う事は無くなりました。


勿論彼女の前では何事も無いように振舞っていました。欲しい物があったらなにかしら理由を付けて買ってあげたり、とにかくボロが出ない様に必死でした。


この頃、彼女は無事転職に成功し、周りの友達が結婚し始めた事もあり、急に結婚や同棲といった単語をアピールする様になりました。一方僕の周りの友達は殆ど独身だった上、一緒に住めば借金の事がバレてしまうのでもう少し先かな…と受け流す様にしていました。自分の中では、結婚するならこの子しかいない。という所まで気持ちも固まっていたし、事実貯金さえあればすぐにプロポーズでもしたい、そんな気持ちでした。


その為にはパチンコを辞め、お金を溜めなければならない。頭では分かっていたし、皆から色々なアドバイスを貰っていたのですが、この病が治る事はありませんでした。


そして自分に都合が良い嘘をついていました。今は車のローンがまだ2年あるからそれが終わってから君を幸せにしたい…と。一見すると彼女の為を思っている発言に見えますが、皆さんから客観的に見た感想も、今の僕目線から見た感想も恐らくどうしようも無いグズ男だと思います。


今思えばこの時ぐらいに全てを打ち明けていたならば、ギャンブルを辞めれていたならば、こんな事にはならなかった。ただ、当時の僕は正直に話して振られる事にとても怯えていたのです。


良かった事と言えば、多分ギャンブルを続けていなければ、ロードバイクに乗る事は無かった!全く意味が分かりませんが…(笑)


続きます

さらなる深みへ…

あっという間にクレジットカード枠限度の20

万円に達してしまいました。勿論一括払いは不可の為、リボルディング払いで月3万ずつ返済して行く事に…。


ちなみに大まかな収入と支出の内訳を…


手取り月約19万


車のローン5万、リボルディング払い3万、ガソリン代2万、デート代3万、煙草やジュース等1万、残りの5万はほぼ全てパチンコに使っていました。酷い時はカードの支払いが終わった次の日に空いた枠を使う時もありました。


上の内訳を見て分かる通り、自分はかなり恵まれていると思います。実家暮らしなので、家賃が要らない。その癖に家に金を入れていない。残業は殆どなく、まったり働いている割にはそこそこ収入がある(ボーナスは同世代よりも貰っている自信がある)。


恐らくパチンコさえしなければかなりの貯金が出来ていたはず。3年間で少なく見積もっても200万は負けていると思います。


その内に周りの友達や先輩にもお金を借りるようになり、借りて返してまた借りる。いわば自転車操業に陥ってしまいました。


一つだけ良かった事と言えば、僕は小心者なので、カードやローンの返済を遅らせた事は一度もありません。そして消費者金融からもお金を借りた事がありません。良かった事というより普通の生活をしていれば当たり前の事なんですが(笑)


ちなみにこの頃になると定期預金として引き落とされていた2万円は給料日前にもれなく引き出していました。定期の意味が全くありませんでした。


自分がパチンコ依存性という事にも薄々感ずいてはいました。しかし、周りも遊んでいるし、ボーナスが入れば、借金も全て返せる為、何とかなるだろうと楽観的に過ごしていました。そんな時あらたな転機が…


続きます